新着情報

2022.9.22

伝統的構法建築物改修総合講習会開催のご案内

2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロをとするためゼロカーボン対策が急務の中、既存ストック住宅の利用促進がさけばれています。長野県は在来工法の既存住宅はもちろん伝統的建造物群保存地区や、各地方の民家など様々な形態の既存住宅が数多く点在しています。
その中で既存住宅の改修技術や民家の改修技術が長野県で活動する建築士としての必要な知識となっていると感じることも多いと思います。民家は地域によって特徴があり、長野県の気候風土に対応させ、快適な生活をお施主様に提供するためには皆様苦労され悩まれているのではないでしょうか。
長野県建築士会では前年度に岐阜県立森林アカデミーの辻充孝先生による断熱改修の講義を行ってきました。今年度からは、伝統的建造物群保存地区の改修工事における断熱、耐震の設計をはじめ、伝統構法特有の様々な制限や保有する特徴を活かした改修方法等を、実際の建物をモデルケースにして各先生方に実践的に講義を行っていきます。
また、本講習は実際の建築物を素材として、補助金の手続き等を含めた実践的な講義内容とすることを想定しており、場合によっては、現地での直接施工にも携わっていただくことも考えています。
コロナ禍における講習にはオンラインによる場合も想定されますが、その時折の状況に対応して実施してまいりますので、多くに皆様に参加いただければ幸いです。
詳細は添付の案内を参照ください。

講習会案内・申込書